法話

法話

仏さまはいつでもどこでも 

  昨今一部の富裕な一般の人も宇宙に行けようになりました。平成七年にスペースシャトルエンデバーで宇宙へ行った宇宙飛行士の若田光一さんは「宇宙空間は真っ暗らだった」と語りました。実際に宇宙に行った若田さんの言葉にすごく実感しました。全くの暗闇の中で青く輝く地球の姿に感動した事でしょう。太陽の光は全ての空

間に届いています。しかし空気も水も何もい宇宙空間では光は見えないのです。光はそれを受け取るものが無いと見えないのです。お釈迦様は阿弥陀仏の働きを「光」と説かれました。私の周りはいつも仏様の光に照らされてているのです。しかし私にそれを受け取ることが出来ません。その私に南無阿弥陀仏と声となって呼び掛けています。私たちは中々阿弥陀様のその呼び声を私を呼ぶ声とはいただけません。いつも照らし呼び掛けていて下さる、阿弥陀様の働きをお経を通して、また法話を通じて聞かせていただくと自然に阿弥陀様の働きに出遇うことが出来るのです。阿弥陀様の光はいつも私を照らし、育て、抱きとっていて下さるのです。私を見捨てる事のない阿弥陀様に出会う人生はいつでも、どんな時でも仏様と二人連れの安心の生活を送ることが出来ます。